わたしのブログ

※個人的感想やね。

「関ジャニでよかった」の広告を見て思ったことと再録のこと

関ジャニでよかった」というコピー、単純にすごく嬉しい。「初めて好きになったアイドルが関ジャニでよかった」と大声で返す。

その反面このコピーは元メンバー2人が脱退という選択をしたことを否定していると言ったニュアンスの意見をいくつかみかけた。わたしは「関ジャニでよかった」にはもちろん7人、6人だった時期も含まっていると思う。だからメンバーの脱退を乗り越えて今ファンの目の前に立ってる5人がそういう苦しい時期もひっくるめて「関ジャニでよかった」と言っているように見えて、最強にかっこいいと思った。あくまで5人が「しんどい日々も乗り越えて今関ジャニでいる己を賛称」しているように見えたわたしには、このコピーから脱退の選択をしたことへの否定といった捻くれた感情は一切感じない。グループに残ったことが偉いとか、そういう事じゃない。

というか、ごちゃごちゃ言っても今は「関ジャニ∞は5人」というのが動かない事実だし、これからも5人でやっていくのだから、その5人が今グループでいることを肯定したコピーを掲げることに否定的な感情はこれっぽちも湧かない。

だから7人、6人時代の曲の再録もすごく嬉しい。

再録の曲には、グループとしての「進化」が詰まっていると思う。そしてそれは、ボイトレを重ねてやっと完成させた新曲にも、楽器の腕を上げて作り上げたインストにも劣らない。

たとえば、泥臭く魂を歌っていたのに、余裕が生まれてなんだかスタイリッシュに変化したりしていて寂しさを感じる気持ちがあっても、それもグループが変化していく過程で遂げた進化なんだと思うと、生身の人間を推していることを実感できて嬉しい。

既存曲をなんだか触れたくても触れられないものにしてしまって大事に箱にしまうよりも、もっともっと5人の色に塗り替えてほしい。どんどん新しく生まれ変わるべき曲がある。変化を目の当たりにして、曲が生きてる。と感じた。それを7人、6人時代の否定と取る人も多いと思うが、わたしは寧ろ(短いながらも)7人、6人時代も見てきたからこそ曲を生かし続けて欲しいと思う。

ライブだって常に新曲だけをやる訳じゃないんだし、これからも5人でやっていく関ジャニ∞にはどんどんアップデートして、今の関ジャニ∞じゃ歌えない曲なんてないくらい最強になってほしい。 

「 crystal」や「ここに」や「無限大」の再録バージョンがeighter盤にしか収録されていないことが、少しもったいなく感じすらした。再録の曲にも、新曲と同じように今はまだ関ジャニを詳しく知らない人に関ジャニを好きになってもらうきっかけになりうると思うし、5人の歌にはそういうパワーがあると思う。大事な曲達をどんどん生まれ変わらせていく事こそ、過去を大事にすることに繋がるのでは?

 

ただ、今回5人が掲げた「関ジャニでよかった」という言葉についてひとつだけ思うのは、広告のコピーやハッシュタグだけではなく、本人たちの口からこの言葉を聞くことができたら、それが一番嬉しいなということ。

これからツアーが始まって5人がeighterと対面していく中で、この言葉が「アルバムを売るための宣伝文句」から「自然にぽろっと出た本音」になったらいいなあと心の底から思う。